11月4日 (金)  23号

 ポスト小泉について、有力候補四氏の一字をとって「麻垣康三」などという軽佻な言い方がマスメディアに流行しています。この四氏が候補だとしても、他にも何人も引けをとらない候補が居ると識者は指摘しています。小泉さん自身、総理総裁就任まで、有力な候補だと一度も目されたことはなかったと思います。
 私はかねがね、トップリーダーには、国民的人気と政策の形成・実現能力と永田町・霞ヶ関の信望があることが理想だし、ここまで来た構造改革をさらに推進する本当の情熱が必要だと言ってきました。これから一年弱、誰がポスト小泉として大方の評価を獲得できるのでしょうか。