12月13日 (火)  34号

 政府・与党は、12月9日、道路特定財源の見直しに関する基本方針を決定しました。それは、@真に必要な道路は、計画的に整備する、A暫定税率による上乗せ分を含め、現行税率を維持する、B一般財源化を前提に、来年の歳出歳入一体改革の中で、具体案を得る、です。
 先送りと言えば先送りですが、この方針は、道路特定財源全体の一般財源化を、強く示唆しています。来年6月の骨太方針で、具体化を目指すようですが、私は以前から、一般財源化しても、当面国税は道路関連に、地方税は道路整備に充てることを明確にすることが、納税者の理解を得る途だと考えています。