12月20日 (火)  36号

 12月18日、政府・与党は、来年度予算編成において診療報酬を3.16%引下げることを決定しました。私にも、18日午前、安倍官房長官から、了解を求める電話がありました。引下げ幅が過去最大ですので、私は日医など関係者の理解を十分得るようにと伝えました。
 内訳は、医師への技術料などの本体部分がマイナス1.36%、医薬品などの薬価部分がマイナス1.8%です。これにより約2400億円の削減を見込んでいますが、高齢化で増大する医療費圧縮をめざす姿勢は示せたものの、今後どれだけの抑制効果があるのか、医療のあり方からみてどうかなど、多くの議論のあるところでしょう。