12月27日 (火)  38号

 NHK改革問題がにわかに脚光を浴びています。この問題については、総合規制改革会議から提言が出、総務大臣も有識者懇談会の発足を表明、小泉総理のNHK民営化を否定する発言など、賑やかです。
 私が委員長を務める自民党の放送・通信小委員会も12月15日、党人事後初の会合を開き、今後のテーマの仕切り直しをしました。この問題については、視聴者、国民の立場から、NHKがどうあるべきか、十分な論議が行われなければなりませんが、NHKは、@民営化せず、特殊法人のまま、公共放送に徹する、A受信料制度については、義務化し、強制徴収などを導入する、B地上波デジタル化や放送と通信の融合の主導力とするーなどがポイントになると考えますが、どうでしょうか。