12月6日 (火)  32号

 12月5日の東京株式市場は、景気回復への期待感や円安進行を好感して、ほぼ全面高で記録づくめとなりました。日経平均株価の終値が1万5500円台を回復したこと、東証第一部の時価総額が504兆円となり、第一部の売買代金が3兆7700億円を超えたこと、などです。
 株価が上がることには、誰も異議はないでしょうが、外国人買いとインターネット取引が主因だと伝えられるものの、少しテンポが早過ぎることが気になります。過熱をせずに、株価をなだらかに上げる工夫と努力が、証券会社や投資家にも求められるところです。