1月13日 (金)  42号

北極から寒気が、昨年12月上旬以降、数回にわたって南下、日本全体が低温となり、日本海側は暴風を伴った大雪に見舞われ、記録的な積雪となっています。死者はすでに71名、負傷者は1,100名を超え、交通網の寸断、孤立する集落、電力・水道の停止、高騰する野菜など深刻な状況が出る一方、地方自治体は除排雪に膨大な経費をかけています。政府・与党は自衛隊の派遣、災害救助法発動、予備費の支出など、懸命の対策をとっているものの、過疎化・高齢化した地域での「雪との闘い」は悪戦苦闘の連続です。
 そうならば、今後、豪雪地域での街づくりは、行政の手の届く範囲に住民、特に高齢者を集める工夫なども必要になると思われます。