2月24日 (金)  54号

2月16日、衆議院予算委員会で、民主党永田議員が、堀江氏が武部幹事長の次男への送金を電子メールで指示したとする発言で永田町はメールの真偽を中心に大揺れとなりました。
 2月22日の党首対論でも前原代表は、メールの実在を何ら証明できず、内外の強い批判のなか、2月23日、永田議員は議員辞職を表明、民主党執行部は大慌てで、彼を入院させました。
 問題のメールはもともとの黒塗り・伏字の上に、永田議員がさらに黒くし、到底本物とは思えない代物ですし、客観状況も極めて不利です。
 小泉総理は「ガセネタ」と答弁し、私もTV出演で「ガセネタ風」と明言しました。
 民主党はそれを国政調査権発動で証明できるなどと言っていますが、ガセ情報を公の場へ持ち出し、私人の名誉を大きく傷つけた永田議員の品性もさることながら、国政調査権の権威を何と考えているのか、この騒動に納得の行くケジメをつけることを含めて、民主党関係者の猛省を促します。