4月11日 (火)  67号

 4月8日から9日、総務大臣退任後始めて、沖縄に行って来ました。県連青年局主催の政治大学校で講演することと、沖縄市長選挙のわが党推薦候補を応援するためにです。
基地再編問題で揺れていたものの、東京に比べ、陽光も一段と明るく、草木もひときわ色あざやかな感じでした。
 沖縄県は、平成14年以降、人口増加率は全国トップ、全国で唯一年少人口が老年人口を上廻る珍しい県ですが、甚大な戦争被害、米国施政下26年余、今も米軍基地の75%が集中し、低い県民所得、高い失業率、脆弱な経済基盤、厳しい自然環境など悪条件の下にあります。
私は講演で、3K(公共投資、観光、基地収入)依存型経済からの脱却を訴え、IT特区・金融特区の活用や、知的生産基地、国際レジャー基地をめざして、国の協力を得ながら、官民が力を合わせる必要を説きましたが、一応の共感は得たようです。