4月25日 (火)  71号

 衆院千葉7区の補欠選挙は、4月23日、投開票され、民主党新人の太田和美氏(26)が87,046票、自民党新人の斉藤健氏(46)が86,091票で、わずか955票差で当選が決まりました。
 この補選は、自民・小泉総理にとっては最後の(国政)選挙であり、民主・小沢代表にとっては、最初の選挙ということで、双方ともに総力戦となりました。負けるわけには行かないと当方も全力投球、私も最終日、野田市、流山市、松戸市と廻って街頭演説をしましたが、有権者の関心は低く、運動側の熱気の方がはるかに上廻っている感じでした。
 民主党はガセネタメール事件と危機管理能力の欠如から、大きくイメージダウンしていましたが、小沢新代表選出劇から小沢氏を巡る情報の大洪水の中で雰囲気が変わり、この選挙も応援合戦やパフォーマンスが大きく取上げられ、結果的には斉藤氏が落下傘候補であるうえに出遅れたことがマイナスになったと思われます。
 「たかが補選、されど補選」ですが、負けたわが方は謙虚に反省し、この教訓を来年の参議院選挙にしっかりと生かして行くことが必要です。