4月7日 (金)  66号

携帯電話などで、テレビや文字情報が見られる携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」が
4月1日からスタートしました。地上デジタル放送は電波の周波数帯域を13に区分(セグメント)し、そのうち通常のハイビジョン放送用には12のセグメントを使用、携帯電話には残りの1セグメントを使って放送するため、業界では「ワンセグメント放送」と呼ばれ、世間では短く「ワンセグ」となりました。
 サービスは最初29都府県で始まり、都市部などを中心に視聴でき、年内には全国規模に拡大する見通しです。通勤電車や街角でテレビを楽し、インターネット接続に切り換えれば、手のひらで手軽に放送と通信の連携が体験できます。トリプルプレイサービス(電話、インターネット、テレビ)のうえに、写真がとれて伝送もでき、メールも送信、お金の決済も巾広にできるようになりますと、携帯一つ持てばすべての用が足る恐るべき時代が来ます。