5月12日 (金)  76号

 民主党代表の小沢一郎氏が、代表就任後も国会の本会議を欠席し続けていることが、某紙の報道により明らかとなり、話題をよんでいます。
 また、4月中一度だけ本会議に出席したときも、冒頭の数分間だけで途中退席しています。
 もともと、党の会合等にも余り顔を出さないので有名ですが、本会議出席は国会議員にとっては最大の職責であり、同時に最低限の義務と言ってもよいものです。
 本人は、これは、「十数年前に心臓疾患後、食事後すぐ仕事にかからないよう医者から忠告を受け、守り続けている」と釈明したようですが、それが医学的に正しいことなのかどうかは別にして、国会議員として、しかも野党第一党の党首として、それが欠席の正当な理由にならないことは明白です。
 本会議に出席できないのであれば、代表を辞任し(本当は国会議員を辞任してもいい位ですが)、身体をしっかり治してから出直すことを、小沢氏にお勧めします。