7月11日 (火)  93号

 7月8日、日帰りで富山市に行って来ました。富山県が出火率全国最小を平成3年から平成17年まで15年間連続で達成したこと、それをお祝いするため、消防関係者が1200名集まり、富山県防火推進大会を開催するので、日本消防協会長として出席して欲しいという要請を受けたからです。式典は知事挨拶、私や消防庁長官の祝辞の他、各種表彰や決議表明などもあり、盛大かつ厳粛に行われました。
 大会の第2部は、劇団「ふるさとキャラバン」の「地震、カミナリ、火事、オヤジ」というミュージカル風の演劇の観賞でした。正直言って、大して期待せずに1列目の中央座席に着き、2時間半もの時間は長過ぎると言いながら見ましたが、見だすと結構面白くて、話の展開に次第に引込まれて行きました。3千人に取材してできたシナリオらしく、説得力もありましたし、出演者も芸達者が多く、消防団の役割、団員相互の絆、女性消防団員、熟年結婚、自然保護など、多くのテーマを問いかけ、私も色々考えさせられました。劇団運営は大変だと聞きましたので、皆さんにも広く観賞して頂き、応援されるようお願い致します。