8月11日 (金)  102号

8月7日(月)午後1時から、私は拓大夏季公開講座の講師となり、地方自治について1時間15分講演し、その後30分間の質疑を受けました。
 もとより、拓大の学生もいましたが、一般の聴衆が多く、とくに中高年の女性の姿が目立ちました。
 最近、私がTVなどの露出度が高いことも若干関係があるとの話です。
 5〜6人がした質疑も、結構鋭く、最近の国民一般の政治、経済に対する関心の深さをうかがわせるものでした。
 私は、地方自治は「自ら知るものが自ら治める」ことに基礎があり、自治の集会など、地方自治から民主政治は発展したので、ジェームス・ブライスの言うように「地方自治は民主政治の最良の学校、その成功の最良の保証人」であることから始め、地方分権一括推進法の施行、平成の市町村大合併、三位一体改革の具体化、道州制の答申、本年度の骨太方針の決まり方、社会保障財源と消費税などを幅広く説明し、出席者皆様にそれなりのご理解とご納得を頂いたと思っております。
 暑くて大変でしたが、よい疲労感でした。