8月2日 (水)  99号

ポスト小泉を選ぶ自民党の総裁選の日程が決まりました。9月8日(金)公示、9月19日(火)党員投票締切り、9月20日(水)国会議員投票、合わせて開票です。予想されていた有力候補の福田康夫氏が先だって不出馬を表明、一方谷垣禎一氏は正式に出馬表明、すでに表明している河野太郎氏、表明していないものの半ば公然と活動を開始している安倍晋三氏、麻生太郎氏、他にも鳩山邦夫氏、山崎拓氏、額賀福志郎氏などに動きがあり、賑やかになって来ました。
私は、今回の総裁選挙は自民党にとって最大のイベントであり、自民党をさらにイメージアップし、活力を回復させる絶好のチャンスだと考えて来ました。志ある人が大勢立ち、国民の前に、自らの政策を掲げて、オープンで、活発な論争をし、国民の反応を踏まえつつ、政策が選択され当選者が決まって行く、改革推進政党となった自民党が、また一段と政策中心のフェアな政党に脱皮し、国民の信頼と期待が深まるという道筋です。そのためにも、この総裁選を独走や無風、消化試合にして、国民の興味や関心をなくすことは、避けなければなりません。