9月22日 (金)  114号

 9月20日、自民党総裁選の投開票が行われました。結果は、安倍晋三氏464票(議員票267,党員票197)、麻生太郎氏136票(議員票69,党員票67)、谷垣禎一氏102票(議員票66、党員票36)でした。安倍氏は、目標だった70%には達しなかったものの、議員票、党員票ともに66%を獲得して、大差の圧勝ということで納得でしょうし、麻生氏は目標の3ケタをはるかにオーバーし、谷垣氏を押さえての2位で面目を保ちましたし、谷垣氏も全体の一割の70票を取れればという目標を大きく超えて3ケタになり不満はないと思われます。3氏とも満足で、麻生、谷垣両氏は大健闘という絶妙な結果となりました。
メディアは、選挙中の安倍氏の参院選公認候補見直し発言により、参院票が安倍氏から他の2氏へ流れてこの数字となったと言っていますが、勝たせ過ぎはさせないという総裁選特有のバランス感覚が、今回も最後に議員間に働いたと考えます。いずれにせよ総裁選は終りました。後は安倍新総裁のもと、党が一致結束、国民のためにがん
ばり、良い総裁を選んだという結果を出すことが大切です。