9月29日 (金)  116号

 安倍晋三氏は、9月26日(火)午後、衆・参本会議の首班指名を受けた後、直ちに組閣に着手し、同日中に安倍新内閣が発足しました。私も党5役として組閣本部に入りましたが、小泉時代と同じように、閣僚等はすでに決められており、呼び込まれた閣僚へ、総理がポストを提示するのに立ち会うのが組閣本部メンバーの主な仕事になっています。閣僚になった方はいずれも、現し方は違っても嬉しさ一杯で、ご同慶の至りです。
 新内閣の顔ぶれについては、安倍総理はよく考えて選んでいると思いました。それなりに適材適所で、実務型、老・壮・青のバランスもまずまずです。
しかし、安倍総理は若いにもかかわらずしっかりしていて、メディアが一斉に報じているように、古い知り合い、盟友、総裁選挙で安倍圧勝に貢献した人への配慮をきっちりと優先しました。いわゆる「勝ち組仲良し内閣」ですが、ここは安倍総理に気の合った人達がチームを組んで、思い切ってやってもらうのも、与党として一つの選択かも知れないと考えます。