1月30日 (火)  151号

 1月28日朝に、私は岡山県瀬戸内市で開かれたカキ祭りに参加しました。岡山県のカキはその産出量において広島県に次ぎ、宮城県と2位争いをしており、玉の大きさもおいしさも私は一番だと思っていますが、全国的に知名度が低いのが弱点です。カキは海のミルクと言われる程、滋養に富み、私は大好きですが、そのカキが今年はノロ・ヴィールスの風評被害で捌けず、東京市場などでは一時カキを扱いませんでした。カキ祭りには岡山県知事も居て、2人でカキをパクパク食べているところをTVが写しましたので、カキの無害証明に少しは役に立ったのかなと思っております。
 一方、1月27日、岡山県高梁市で鳥インフルエンザが発生しました。県など行政当局は立入検査、消毒、隔離と移動規制、約1万2千羽の殺処分、風評被害の防止など対応に大童わですが、今後のために発症のメカニズムと感染経路の解明は不可欠でしょう。さらに1月26日、県は岡山市の後楽園の池でコイヘルペスが出たと発表、同池のすべてのコイ(約150匹)を回収、焼却処分にすることを明らかとしました。岡山県にとっては大変な年明けとなりました、厄払いの必要があるかも知れません。