11月28日 (水)  220号

全国女性消防団員活性化大会

 11月22日、熊本市で全国女性消防団員活性化熊本大会が開かれ、日本消防協会長として私も出席しました。前夜の21日夕方、熊本県知事、熊本市長、熊本県消防協会長などのご好意で、私ども日本消防協会幹部との夕食会が持たれ、熊本の藩主だった細川家の古料理を味わうことができました。
昔の資料の中の膨大なレシピから、現代にも合うものを選んだようで、違和感なく、おいしく頂きました。

 年1回行っている大会の方は、2400人参加、開会式の後、舞の海関の記念講演を聞き、代表者による意見発表、各団単位の寸劇などのアトラクション、閉会式、交流パーティと続き、活気があり大変な盛り上がりでした。現在の消防団員は約90万人、本当はそれより少し減っていますが、女性団員は少しずつですが増え続け、1万5000人となっています。かつて消防団員200万人という時代もありましたが、都市化、サラリーマン化、少子化の波に市町村合併があり、減り続けています。男性が増えないならば女性を増やすしかない、むしろ、地域社会に根付いている女性の方が防火防災、安全確保の上でふさわしい役割も多い、女性消防団員を10万人にしたいというのが私の悲願です。消防団を恰好よくしますので、元気な女性の方、是非消防団にご参加下さい。