12月4日 (火)  222号

情報通信懇話会スタート

 12月4日朝、情報通信懇話会の初会合が都内のホテルで開かれ、規約等を承認、正式に会がスタートしました。

 この会で、発起人の挨拶、出席者の自己紹介の後、私は挨拶し、出席者の皆さんとは国会議員となって以来長いお付合いですが、最後の郵政大臣と最初の総務大臣を務めてそれがさらに濃密になった上に、ここ3年間、情報通信関係の党の小委員長に就任、昨年は情報通信政策の今後のあり方を皆さんの意向を受け、党主導でまとめた関係から、皆さんと私は本当に良きパートナーとなり、情報通信は私のライフワークの一つになったと考えていますので、皆さんとともにこの会でしっかりと勉強し、あるべき方向を見出すことができれば、大変嬉しいと申し上げた次第です。

 会ではその後、ICTによる地域活性化について政府・与党の動向を聴取し、意見交換をしました。

デジタルデバイド解消の状況は、
@ブロードバンド・ゼロ世帯数が本年6月末現在で226万世帯(4.4%)あること、
A携帯電話の人口カバー率は本年3月末現在で99.7%ですが、エリア外人口が42万人残っていること、

B地上デジタル放送の視聴可能世帯数は本年3月末現在で4千万世帯(85%)に達したこと、

したがって、これからが最後の追込みですが、整備は民間事業者の自発的投資を原則としつつも、自治体等との連携を国が支援して行くことも必要で、電波利用料を財源とした国の補助金の活用もその一つでしょう。