3月9日 (金)  162号

 3月5日(月)、6日(火)と2日間、参議院予算委員会でTV中継のなか、基本的質疑(昔流に言えば代表質問)を行いました。この質疑には各党とも幹事長クラスが登板するのが恒例になりつつあります。また、昨年に続き今回も質疑時間は往復(質問と答弁の時間を一緒にカウントすること)の試行で、片道(質問の時間のみをカウントすること)方式よりは時間の見当がつけ易いのは確かです。
 私は始めに安倍総理の政治姿勢を採上げ、総理に就任して5ヶ月以上経った感想、官房長官、副長官時代に思った総理像との比較、「美しい国・日本」のイメージは何かを聞き、次に支持率について、マスメディアは支持率が大好きだが、支持率のために政治はあるのではないし、支持率の上下によって政治が左右されてはならない、マスメディアの安倍包囲網の中で、官邸が支持率ダウンにふり廻され、包囲網にややひきずられて来た感があると指摘、これからは支持率に一喜一憂することなく、断固として安倍カラーの所信を貫けば支持率はついてくる、「去年(こぞ)、今年、貫く棒のごときもの」という高浜虚子の句を捧げました。
5日の質疑後の役員会で、安倍総理に「私は大変元気づけられました、有難うございました。」とお礼を言われ、面目を施したところです。