4月24日 (火)  175号

 4月22日、統一地方選の後半戦と参議院補選が終了しました。
 結果はご承知のとおりですが、注目の参議院補選は、沖縄が与党の勝利、福島県が民主党の勝利で1勝1敗でした。
 もともと2つとも野党の議席ですので、与党は1つでもとれれば儲けものということでしょう。
 福島県の方は、与党側に出遅れと知名度不足があり不利というのが定説で、その通りとなりましたが、沖縄県の方は、条件がほぼ同じで、与野党ガップリ4つの総力戦となりました。
 それを与党が制したこと、言い換えれば1人区で野党共闘に力勝ちしたことは、本選でのハードルを下げた以上に、全般の戦いに良い影響を与えるものと私は思っています。
 また、長崎市長選、凶弾に倒れた市長の補充立候補に娘婿氏と市役所の課長氏が立って、大激戦となり、最終的には課長氏が競り勝ちました。
 議員ならともかく、首長の世襲には抵抗が強いということかも知れませんし、娘婿氏が地元出身でないこともマイナスになったと思われます。
 この市長選は、補充立候補の期限と投票日や期日前投票のあり方など、公選法上多くの問題を惹起しました。早急な検討が求められます。