6月15日 (金)  190号

参・厚生労働委員会で質問

 6月14日(木)午後1時から、参議院厚生労働委員会で年金記録問題等について、安倍総理及び柳沢厚労相に対し45分間質問しました。自民党の持ち時間が全部で70分で、もう1人の舛添政審会長と折半の予定でしたが10分ほど彼の時間に食い込みました。TV中継ですから力が入りますし、私自身議員になってから、厚生労働委員会で質問したのは始めてです。
 私は冒頭、年金記録問題は今や国民の最大関心事であるにもかかわらず、野党は非難・攻撃に終始、有効な対案を示さず、一部のマスメディアは野党に悪乗り、やや意図的な報道を行い、国民を不安に落とし入れていることを指摘、今一番必要なことは、保険料に見合う受給権は断固として守ること、そのためにしっかりした対策を立て直ちに実行して不安を解消することであり、次は積年の年金制度にかかる問題点をこの機会にすべてさらけ出して社会保険庁の解体、職員の分限免職など抜本改革を図り、年金制度に対する国民の信頼を回復すべきであることを主張しました。安倍総理も私に同感し、この問題処理と社会保険庁改革を公務員制度改革とともに戦後レジームからの脱却として捉え、安倍内閣の使命として断行することを力強く約束されました。