6月22日 (金)  192号

会期延長12日間

 今通常国会の12日間会期延長が6月21日(木)、政府・与党の一連の手続きによって正式に決まりました。その結果、想定されていた参議院議員選挙の投票日が7月22日(日)から29日(日)にずれ込むことになりました。7月22日投票を前提に動いていた各党、各陣営は、大きく作戦変更を余儀なくされています。私も改選組の一人ですから、一週間延びることは率直に言って大変ですけれどもやむをえません。
 何故、会期延長なのか、残された重要法案をすべて成立させるためです。6月20日(水)にイラク特措法、教育再生3法は成立しましたが、残る社会保険庁改革法案、年金時効撤廃特例法案、公務員制度改革法案については審議の日程からも、時間数からも会期内成立の見通しが立ちません。年金記録問題がその対応を含めて、これだけ国民の関心事となり、天下りや官製談合が国民の強い批判の的になっているとき、関係法案の成立を次期国会に先送りすることは、私は許されることではないと考えます。参議院らしい充実した審議をつくし、延長後もできるだけ速やかにこれら法案成立の努力をする決意です。