9月23日 (日)  203号

自民党新総裁決まる

 自民党総裁選は、9月23日(日)午後2時から党本部で、528票の投票が行われ、有効投票527票は、福田康夫330票、麻生太郎197票で、福田氏を第22代新総裁に選出しました。今回の総裁選は、安倍総理が辞意表明した9月12日と翌13日までは麻生幹事長が本命視されましたが、13日夜から14日にかけて福田元官房長官の出馬が伝わると、党内各派閥が雪崩をうって福田氏支持を決め、大勢が決まりました。しかし、投票結果では麻生氏が善戦しました。
 私は投票当日の9月23日、10時からテレ朝の「サンデープロジェクト」に出演、まず田原総一朗さんと福田・麻生両氏の討論を聞いた後、田原さんと二人で25分間たっぷりと政局論議をしました。二人についても、福田氏は健全な常識人で、バランス感覚と柔軟性があり、官房長官として判断もフェアで安定感があったこと、語り口もひょうひょうとして巧まざるユーモアの持主、私とは森、小泉内閣と、ともに閣僚として3年近く一緒だったことを話しました。麻生氏は面白いキャラクターで、異端児風ですけれども考え方は正統派であり、新しいことやマンガ大好き、経済、ITにも強いこと、怖めず臆せず正論を吐くところは頼もしく、私の次の総務大臣であったことも申し上げました。