9月27日 (木)  204号

福田内閣の発足

 9月25日(火)午前、国会で首班指名選挙が行われ、衆参ねじれの指名となりましたが、憲法の規定により衆議院の指名が優先、福田康夫氏が内閣総理大臣となり、福田新内閣が発足しました。新内閣と言うものの、新入閣は渡海氏1人、再入閣は石破氏、13人が再任、超小幅な内閣の組替えで、臨時国会中でもあり手堅さ、無難さを第一にした組閣と評されています。
 私は、当日夕方出演したTVのニュース番組でこの内閣を一言で言えと促され、「居抜き・政策実行内閣」としました。8月27日行われた安倍改造内閣を、ちょっと甘いかなと思いながらも「政策実行内閣」と言いましたので(安倍総理自身も私と同じく改造内閣を「政策実行内閣」と言ったことを申し添えます。)、殆んど同じ顔ぶれである以上それを変えるのもおかしく、「居抜き」に近いことも確かなので、「居抜き・政策実行内閣」とした次第です。10月1日から国会での本格的論戦が始まります。新内閣がこの論戦にしっかり応えながら、国民の望む政策をしっかりと実行してくれることを期待したいものです。