片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2011.05.17

576号 RSKラジオ番組での私の意見

先だって、RSKラジオ番組「岡山から考える 復興への道と震災への備え 第1回 政治・経済・防災」に出演しました。討論の相手は、ジャーナリストの須田慎一郎氏です。529日(日)の午前10時から11時まで放送されますので、お時間のある方は、お聞き下さい。私は、大要、次のようなことを申し上げました。

① 復興に向けて一番重要なことは、「禍を転じて福とする」被災地の皆さんの元気とやる気だと考えている。現地に入ってみて、皆さんが思ったより明るく、町長さんらリーダーも意欲的でしっかりしているのに安心した。後は、適切有効な復旧復興策と全国民的な支援があれば、この国難を乗り越えることができると思う。

② 大震災により、生産活動の低下、消費マインドの冷え込み、停電等電力不足、為替変動等によって景気に悪い影響が出るのはやむを得ない。しかし、一次補正に次ぐ本格的な二次補正等によって、復興特需が盛上がり、年末から来年にかけて景気は回復すると考えるが、経済財政政策がよろしきを得る必要がある。復興財源は、当面は特別の震災債、景気の回復を待って、償還のための増税を考えるべきだ。

③ 災害の規模、態様が阪神淡路と違うとしても、政治の対応が、鈍く後手に廻っていることは確かだ。しかも、復興のための体制も本部、会議等の乱立により、未整備で、司令塔も定かでない。復興基本法の成立など早急な整備が求められる。

④ 被災地応援の仕方は色々ある、東北の4大夏祭りへの観光も良いし、東北の物産を買う「バイ東北」運動もある、自治体や各種団体相互の友好交流の活発化も効果的だ。過剰な自粛ムードは謹しみ、風評被害は一掃する必要がある。

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