メールマガジン
2013.07.26
799号 韓国との今後の関係について
近くて遠い中国、韓国との今後の関係をどうするのか、参院選では圧勝して勢いに乗る安倍政権の頭の痛い問題の一つです。
7月27日は、朝鮮半島の南北分断を決定づけた朝鮮戦争の休戦協定締結から60年を迎えます。北朝鮮は、派手な軍事パレードや祝賀行事を行い、金正恩体制の権力基盤固めに活用しようとすることは間違いありません。
私は、本年2月に韓国の朴槿惠大統領が就任したとき、勝手に親日的な大統領が誕生したので、前大統領のときより日韓関係は格段の改善になると信じました。しかし、どうもその期待は裏切られたようで、朴大統領の米国訪問、引き続く中国訪問でのオバマ大統領、習近平国家主席等との会議内容などを知りますと、北朝鮮問題をめぐり、従来の「日米韓」から「米中韓」への枠組みを追究、米中との関係をより強化し、核問題等で自らが主導権を握ることを狙っているのではないか、と推測したところです。
しかし、北朝鮮問題で米韓と中国の見解が一致しているとは、私にはとても思えません。中国は韓国と経済で関係強化を図る一方、北朝鮮の暴走を懸念しその関係見直しを検討しつつも、米韓と同じ立場で非核化の圧力をかけるつもりはないし、北朝鮮を外交・安全保障における自らの手持ちカードとして活用する考えを変えているわけではないと考えます。
やはり、この問題は、民主主義や自由、基本的人権などの価値観を共有する「日米韓」が基軸で取組まざるを得ず、特に強い政治的バックを手に入れた日、韓のトップリーダーが早急に親密な信頼関係を構築することが必要だと私は思います。
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