片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2014.09.11

910号 「ズバリ!トラさん」(9月9日)での私のコメント

 99日、恒例のFMくらしき・「ズバリ!トラさん」に電話でラジオ出演、その際の私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① 内閣改造により、安倍改造内閣の支持率は上昇した。女性閣僚を過去最多の5人にし、党政調会長にも登用したこと、反対派の受皿となる恐れのある石破氏は閣僚に、谷垣氏は党幹事長に取り込んだことなどに話題性があったことにもよる。来秋の総裁選再選のシフトは成功したと考えてよいのではないか。

 ② 消費税再引上げは遅くとも年内に決めなければ、来年度予算が組めない。しかし、景気は不透明になって来ている。46月期のGDPの改定値は△7.1%の下方修正となった。設備投資は大幅に落込み、輸出も良くない。7月、8月の個人消費も想定よりも回復が遅れているようだ。対策として金融再緩和や補正予算の提出が議論されているものの、副作用が大きく民間主導の自律的回復を却って遅らせる。今求められているのは、人手不足対策、規制改革などの実効ある政策だ。

 ③ デング熱の感染者が80人となった。代々木公園に始まり、新宿中央公園、新宿御苑などと拡がり、感染者は東京が圧倒的だが、地方にも徐々に拡散している。困ったことにこの病気にはワクチンも治療薬もなく、自然治癒力に頼るしかない。幸い、人から人へ伝染することはないようだ。とにかく、原因となる蚊に刺されないよう、蚊を撲滅し、蚊がいるようなところに近寄らないことが大切だ。

 ④ 国会が一強多弱のなか、野党の反転攻勢ができるか。7日、日本維新の会と結いの党は、2回目の新党設立準備会を開き、党名、代表等のあり方で合意、綱領、政策もほぼまとまったが、仕上げはこれから、両党関係者の努力が求められる。

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