片山とらのすけ

おおさか維新の会

メールマガジン

一覧はこちら

2014.09.19

912号 日本商工会議所通常総会(9月18日)での私の挨拶

 先だって日本商工会議所通常総会に出席し、わが党を代表して祝辞を述べましたが、その一部を紹介すれば、次のとおりです。

 ① 通常総会にお招きを頂いたことに感謝する。ご出席の商工会議所会頭の皆様はそれぞれの地域において商工業の振興と地域経済の活性化に先頭に立って奮闘されていることに敬意を表したい。私は、若い公務員時代、また参院議員になり、森、小泉内閣で最後の自治大臣と最初の総務大臣を務めた経験から、「地方が元気にならなければ日本は元気にならない」、「地方が変わらなければ国は変わらない」と確信している。地方の発展と繁栄は私のライフワークだと思っている。

 ② アベノミクスは円安株高で景気は良くしたものの、地方や中小企業や広く国民に恩恵が及んでいないというのが定説だ。今回安倍政権は「地方創生」を集中的な政策として打ち出したが、戦後70年は、拠点開発、地方分散、ふるさと創生、広域生活圏構想など、まさに地方重視の歴史だった。多くはお仕着せのバラマキで、道路は整備され、ハコモノは整い、温泉も掘られたが、地方はなだらかに衰退した。地方に産業を興して雇用を生み、若い人を残すことがこれからのメインテーマではないか。それには、皆様のご協力、ご支援は欠かせない。

 ③ われわれは統治機構の改革を主張している。何故一極集中が続くのか、政治、経済、文化等のすべての意思決定権限が東京に集中しているからだ。意思決定権限のあるところに情報が集まり、ヒトもモノもカネも集まって来る。この根っ子を変えようというのが、分権的道州制や地方分権の徹底の真の狙いだ。将来は地方ごとに多彩、多様な意思決定の競演が行われることを期待したい。

ページトップへ