片山とらのすけ

おおさか維新の会
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2014.09.24

913号　「ズバリ！トラさん」（9月23日）での私のコメント

　9月23日、恒例のFMくらしき・「ズバリ！トラさん」に電話で、ラジオ出演しました。その際の私のコメントは、大要次のとおりです。

　①　9月21日午後、日本維新の会と結いの党の合流による「維新の党」・結党大会が開かれ、所属国会議員53名の野党第2党が誕生した。一年間の暫定措置として両党から共同代表を出すなど役員人事も決定した。約1500人が参集、熱気のある大会となった。保守対リベラルを超えた改革勢力の結集を図り、現在の一強多弱を打破し、野党再編の基軸をめざす考えだ。政府・与党に対するスタンスは、これまで通り是々非々主義、責任野党路線であることは変わらない。

　②　臨時国会が9月29日（月）に召集される。6月22日に通常国会が閉会したので、実に3か月以上の休会だ。今度の国会は11月30日まで63日間の会期が提示されたが、短過ぎる。臨時国会のメインテーマは「地方創生」のようだ。今までもそうだが、当の地方が騒がず、国が自らの都合で提唱し大騒ぎするから違和感がある。これまでも同じ試みは何度もあったが、おおむね国主導のバラマキに終わった。地方には一利を興すよりは一害を除いてもらいたい意向が強いのではないか。

　③　4～6月期のGDP改定値が△7.1%であるうえに、7、8月の個人消費が今一つ良くない。近時の急速な円安は、物価上昇を加速し、家計を直撃、企業収益にもブレーキをかける。7～9月期のGDP改定値が出るのは12月上旬、それを見て来秋の消費税再引上げは判断されることになる。このところ慎重論が増え、安倍首相もニュートラルだと強調しているものの、増税しなくて済むのか。また、上げる場合、賛否両論のある軽減税率の取扱いが大問題となることは間違いない。

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