片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2014.10.29

924号 「ズバリ!トラさん」(10月28日)での私のコメント

 1028日午前に、FMくらしき・「ズバリ!トラさん」に電話でラジオ出演し、大要、次のようなコメントをしました。

 ① 安倍改造内閣が発足して1か月半、女性閣僚2名が辞任となり、後任閣僚を含めさらに「政治とカネ」の問題が噴出、支持率もメディアによって様々だが総じて78%ダウン、政権に少しガタが来ている感じだ。それにしても小渕前大臣の事務所やスタッフは脇が甘くて処理も報告もズサンだし、ご本人も監督責任を果たしていない。将来の総理候補なら今回の件をしっかりと調査し、納得の行く説明が欲しい。後任の宮沢大臣も、事柄の大小はともかく次から次へと問題が出て来るのはどういうことか。細心の注意がないと言われても仕方がない。

 ② TPPに関するシドニーでの閣僚会議が終了した。年内の大筋合意をめざす共同声明は出たが、日米交渉の状況では年内にまとまるのは難しいだろう。TPPで日米の比重は8割を超える。日本は農産品の、米国は自動車のそれぞれ難しい問題を抱える。その歩み寄りがなければ日米は妥協できず全体も進まない。年内にもう一度閣僚会議が開かれるとの見通し、そこでどう妥協の糸口が見つかるかが鍵だ。

 ③ 日本代表団が平壌に着いた。2829両日に北朝鮮の調査委員会と協議し、委員長のソ・デハ氏とも会うようだ。調査対象を拉致被害者、行方不明者、残留日本人・日本人妻、日本人遺骨にまでに拡大したのは良いけれども、日本側は当然に拉致被害者の解明が第一、北朝鮮側は回答し易い日本人遺骨や残留日本人を先行する可能性が強く、勘ぐれば易しいものから結果を小出しにして、日本の譲歩を引き出していく作戦をとる。代表団の使命と責任は大変に重いものになった。

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