片山とらのすけ

おおさか維新の会
片山とらのすけ
片山とらのすけ

メールマガジン

一覧はこちら

2014.11.30

933号　衆院選での私の演説

　いよいよ事実上の選挙戦がスタートです。特定の風も吹かず、予断を許さない難しい選挙戦ですが、私も参戦し次のような応援演説をしています。

　①   今回の選挙は、言われているように大義もなく、法的にも政治的にもやる必要のない選挙だ。景気が微妙な、皆んなが公私に忙しい師走に国費を631億円もかけて何故行うのか。答えは一つ、安倍首相は来年、再来年は総選挙をやりたくない、今なら野党の協力態勢も整っていないので勝てないまでも負けないだろうという見通しのもと、長期政権を狙う「アベさんの、アベさんによる、アベさんのための」選挙なのだ。どこにも正統性はないが、勝たなければ愚痴になる。

　②　首相は今回の解散を「アベノミクス解散」と称し、その継続の是非につき国民の信を問うと言う。アベノミクスの第一の矢、第二の矢はそれなりの効果はあったものの今や限界、第三の矢は掛声だけで今だに機能せず、アベノミクスの恩恵は、地方、中小企業、庶民等には及ばず、格差のみ拡大している。アベノミクスが失敗しつつあることは、消費税再引上げを見送らざるを得なかったこと、地方救済に「地方創生」を打出したことを見ても明らかだ。ただし、景気条項を削除し消費税再引上げを平成29年4月に決め打ちすることは、今回の措置との一貫性を欠く。

　③　現在の政治状況はよく言われるように一強多弱、自民党も一強多弱で官邸主導だ。野党のだらしなさもあって、政府与党の政権運営、国会運営にはオゴリ、ユルミが見られ緊張感が無く、しばしば暴走もある。端的な例としては、特定機密保護法の強行採決、集団的自衛権の一方的な閣議決定がある。正に「決め過ぎる政治」になっている。一強多弱を是正しない限り、日本の政治は衰退すると私は思う。

ページトップへ