片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2015.03.11

958号 「ズバリ!トラさん」(3月10日)での私のコメント

 頭書のFMくらしきに電話でラジオ出演、私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① この311日で東日本大震災も4周年目となり、恒例の記念式典も開催されるが、なお23万人の皆さんが仮設住宅住まいだし、被災地の人口減少は約92千人に及ぶ。集中復興期間の201115年度の5年間に26.3兆円の予算が計上されたが執行率は6割半ばにとどまり、竹下復興相は次期の復興予算には地方負担も求めると表明した。東電・福島原発に絡む除染は進まず、新たに汚染水の問題も生じた。被災者の皆さんが一日も早く故里に復帰する日を私は心から望んでいる。

 ② 「政治とカネ」の問題で西川農水相は辞任したが、なお下村文科相等に厳しい追及が続いている。問題は国や地方自治体から補助を受けた企業・団体は法で政治献金が禁じられているのに、それが行われ受けた国会議員数は一説によると与野党9割に達するという。ただし、議員側が補助の事実を知らなければ違法でないので、全くのザル法だ。抜本的改革には、わが党が主張する企業・団体献金の廃止しかないが、それでまた税金が原資の政党助成金が増えるのでは釈然としない。

 ③ 来年度予算案は波静かなら(衆参両院に異変が起こらないならば)13日中に衆院を通過する見込みだ。参院での審議は16日から始まり、1か月近くを要するので、暫定予算は必至となった。政府・与党は当然本予算の早期成立をめざしているが、参院での審議がスムーズに行く保障はない。

 ④ 選挙権年齢を18歳に引下げる法案の成立が確実な情勢で、来年の参院選から適用されることになる。世界の主要国はほとんどが18歳で、南米諸国の16歳や、韓国の19歳、日本、台湾の20歳、インドネシア等の21歳は全くの例外だ。

 

お知らせ 315日(日)午前9時から10時まで、NHK・「日曜討論」に出演します。時間の許す方はご覧下さい。

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