片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2015.03.19

961号 予算委(3月17日)での私の代表質問(その一)

 頭書の代表質問の一部を紹介すれば、次のとおりです。 20150317予算委員会基本的質疑13.jpg

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ① まず昨年末の選挙について少し触れる。突然の選挙で、野党やメディアは「大義のない選挙」と一斉に批判した。私は同感しつつも、安倍首相としての大義はあったと思う。前倒でも奇襲でも勝てるときにやる、永田町、霞が関等の消費税再引き上げ是認の空気を一変させる、それには選挙に勝つのが最も効果的という判断だ。景気条項削除は首尾一貫していない感じだが、増税派への配慮ではないか。20150317予算委員会基本的質疑32.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 ② 今回もまたまた憲法7条による解散だった。私はかねてから7条解散には違和感がある。7条は天皇の国事行為の規定で内閣に解散権を創設的に与えたものではない。現に昭和23年に吉田内閣の7条解散をGHQは止めたが、独立後の27年に吉田内閣は7条解散を行い、最高裁は統治行為として判断を回避、これで7条解散は定着した(現憲法下の解散23回のうち19回)。わが党は現憲法をより良くする改正には賛成だ。解散権を憲法改正の当面のテーマとすることを提案したい。20150317予算委員会基本的質疑26.jpg

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ③ ISの人質殺害事件は、不幸にして理不盡な結果で言葉もない。ISは日本をテロの標的にすると称し、世論もテロの不安を訴えている。わが国ではこれから数年間サミット、ラグビーのWC、オリンピック・パラリンピック等と国際的な大イベントが相次ぐ。現在の体制でテロ対策は万全か、国民の不安は取り除けるか。 20150317予算委員会基本的質疑81.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 ④ 国民保護法制の実効性、とくに現場の実働機関の連携、情報共有、また、NBCRテロ対策、とりわけ国民への普及啓蒙には緊急性がある。さらにNBCR関連では医薬品・医療器材の備蓄、受入医療機関の整備等も重視されるべきだ。消防団、緊急消防援助隊の充実強化も引続きの課題として採り上げたい。 20150317予算委員会基本的質疑03.jpg

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