片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2015.04.15

968号 「ズバリ!トラさん」(4月14日)での私のコメント

 414日朝、FMくらしき・「ズバリ!トラさん」に電話でラジオ出演しました。その際の私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① 統一地方選前半戦は412日が投開票日、結果は凡そ予想の通りだ。無投票当選率は過去最高の21.9%で、総候補者数も減少、投票率は道府県議選が45.05%、政令市議選が44.28%で、首長は知事選が47.14%、政令市長選が51.57%だった。10道県知事選はすべて自公系の現職が勝ち、対決と言われた北海道、大分県も大差だった。政令指定市も自公系の現職が当選、札幌市のみ副市長で野党系となった。この結果は、私は地方の衰退を如実に現すものだと思う。地方議員は魅力がなく「なり手不足」、地方議会はオール与党化して「ぬるま湯体質」、寒心に耐えない。

 ② アベノミクスの恩恵が地方に及んでいるか、引続き答えはNoだ。一方、日経平均株価は2万円に接近、バブル的な様相を呈しているし、大都市圏では円安に伴う外国人とくに中国人の「爆買い」などで景気は良い。最近は新幹線、航空便などで外国人の団体客が目立つ。しかし、北陸新幹線開通時を除いて地方が好景気とは聞かないし周辺にその実感もない。ベアも物価上昇に喰われているのではないか。

 ③ オバマ大統領・カストロ議長の非公式の首脳会議が59年ぶりに行われ、急速な関係改善が期待されている。オバマ氏は任期が残り少なくなって外交上の実績を上げたいし、カストロ氏はキューバ経済の苦境を早急に解消したい筈で、利害は一致している。私はかってキューバを訪れ、米を喰べ野球とバレーボールが好きなキューバ人に親近感を持っているが、米国が対キューバ経済制裁を解除し、キューバが国内政治の民主化を図るのは、ともに国内的に高いハードルがあるようだ。

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