片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2015.04.21

970号 「やっぱり!トラさん」(4月20日)での私のコメント

 420日朝、FMおかやま・「やっぱり!トラさん」に電話でラジオ出演しました。その際の私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① 417日午後、安倍首相と翁長沖縄県知事の初めての会談が行われた。首相は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設が同飛行場の危険性除去のための唯一の解決策だとし、それに合わせて沖縄振興策や基地負担軽減に取組むことを強調、理解を求めたが、知事は直近のすべての選挙で辺野古移設反対という圧倒的な民意が示されたので、首相の今月末の訪米で米政府に移設反対を伝えるよう求めるなど強く反撥した。ただし、対話継続の方針では一致した。会談は、その前の官房長官・知事会談の際、知事から要望されたものだが、首相にとっても訪米前に沖縄側に対し説得の努力をしていることを示す必要があったのだと受け止められている。

 しかし、これまでの経緯、背景、支持勢力等を考えれば、簡単に行く話ではないが、今後とも冷静で真摯に、両者が対話を継続して行くことには誰の異議もない。

 ② 福井地裁は414日、関電高浜3号機、4号機の原発再稼働を差し止める仮処分を決定した。裁判所が仮処分でこのような決定をするのはわが国では初めてだ。福井地裁は、原子力規制委が新規制基準で認めた再稼働につき、基準は緩やか過ぎて安全性が確保されないと判断、「現実的で切迫した危険がある」として差し止めた。

 関電は直ちに仮処分に異議の申し立てを行った。政府がいくら再稼働の方針でも、その申し立てが認められるまでは再稼働はできない。その期間は半年以上かかるとの見通しだ。こういう問題につき司法がどこまで介入し判断できるのか、これも今後の大きな争点になると私には思われる。

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