片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2015.05.13

974号 「ズバリ!トラさん」(5月12日)での私のコメント

 512日朝、FMくらしき・「ズバリ!トラさん」に電話でラジオ出演しました。その際の私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① 自民、公明両党は11日の協議で、新しい安全保障法制を構成する11法案の内容を正式に合意した。わが国の防衛から国際貢献に至るまで「切れ目のない対応」を掲げ、自衛隊の海外での活動の内容や範囲をこれまでより一段と拡大し、戦後70年間平和国家の理念のもと、専守防衛に徹してきた自衛隊に大きな転換を強いることになった。法案は、自衛隊の海外派遣の恒久法「国際平和支援法案」と、武力攻撃事態法改正案など現行法の改正案10本を一括した「平和安全法制整備法案」からなる。本来は、憲法改正により、堂々と集団的自衛権や後方支援を行うことが良いにかかわらず、解釈変更で行うとするならば、自ずから限界がある。あくまでも抑制的、限定的であって、かつ、解釈で許容できる範囲でなければならないだろう。

 ② 大阪都構想の住民投票が17日に行われるが、週末のメディアの調査によると決めていない有権者がまだ多いものの、反対が賛成を10ポイント近く上回っている。私も先週末大阪に入ったが、情勢は伯仲、予断を許さない。この構想は統治機構改革の一丁目一番地、わが党政策の肝だ。私は昔から東京圏一極集中を打破するには、わが国を2極化(2眼レフ)にして、後なだらかに多極分散すべきだと言って来た。「人」でなく「仕組み」を選ぶという難しさはあるが、是非実現させたいと思う。

 ③ 箱根山の小地震の群発が治まらない。賑やかに報道されたため、観光客は激減、地元は困惑している。異常気象で何が起こるか判らないとしても、まだレベル2、十分な予知と警戒、速やかな防護体制を用意しつつ、大騒ぎしないことが必要だ。

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