片山とらのすけ

おおさか維新の会

メールマガジン

一覧はこちら

2015.05.25

978号 TOKYO・MXテレビ(5月23日)での私のコメント

 頭書の「淳と隆の週刊リテラシー」に出演、私のコメントは大要次のとおりです。

 ① 21日の読売新聞に載った私の意見に絡んで参議院不要論が採り上げられた。私は日本では道州制が施行されるなど地方分権が徹底するまでは、衆院の暴走にブレーキをかける「再議・熟議の府」の参院は必要で、当面は衆参両院の役割分担を明らかにし、ねじれた場合の調整の仕組みをつくるべきだと持論を展開した。この番組と併行した世論調査では、おかげで「改革をすれば必要」がトップとなった。

 ② 大阪都構想は僅差ながら反対が勝利し、橋下市長は任期満了とともに政界引退を表明した。私は橋下氏の持つ抜群の突破力、発信力等を高く評価、政治家として希有な存在なので是非国政に回って欲しいと願って来たし、引続きこれからも働きかける考えだ。大阪都構想は一見判りにくいが、やってみるだけの価値はある。府市の二重行政の解消だけでなく、東京圏一極集中是正の切り札にもなるからだ。

 ③ こういう状況下、わが党が親自民と親民主に分かれ、いずれ分裂すると無責任な報道が氾濫している。わが党はもともと是々非々主義、何でも反対ではないし、政権に擦り寄りもしない。しかし、野党である以上、国会運営等で安易に妥協しないのは当然だ。野党再編には、協力連携の実績とそれによる信頼が必要となる。

 ④ NHKの受信料制度は、公共放送をよりよい放送として維持、発展させるため、受信機を持つものが支え合おうという思想による。現在支払率は、74.5%まで回復したがかっては60%台、今なお未払者は固定化している。私個人は負担公平の観点から受信料の義務化を検討すべきだと思っている。ちなみにヨーロッパは義務化が多く、ドイツなど受信機の有無にかかわらず負担させている。

ページトップへ