片山とらのすけ

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2015.05.27

979号　「ズバリ！トラさん」（5月26日）での私のコメント

　頭書の番組に電話でラジオ出演。その際の私のコメントは大要、次のとおりです。

　①　大阪都構想は僅差ながら否決され、橋下市長は任期満了後政界引退を表明した。まことに残念な結果となった。私個人は大阪都構想はやってみる価値があるし、橋下市長は希有な政治家なので国政に是非出て貰いたいと思って来た。今後とも、いずれの実現にも努力して行きたい。

　②　5年に1度開かれる核拡散防止条約（NPT）再検討会議は、中東地域の「非核化」をめぐる各国間の対立を解消できず、最終文書を採決できないまま閉幕することとなった。この会議が決裂したのは2005年以来のことだ。文書採択は全会一致が原則なので、今回は米国、英国、カナダが異議を唱えたため不調となった。これにより、非保有国の不満が高まり、NPT体制が弱体化して行けば非保有国の核保有衝動を刺激し、拡散の危機が高まることが各方面で憂慮されている。

　③　ドローンが最近相次いで問題を起こしている。4月22日官邸屋上でドローンを発見、5月9日長野市・善光寺境内でドローンが落下、5月21日浅草・三社祭でも落下し妨害等々で改めてドローン規制が噴出している。現在は空港付近や高度250m以上の空域以外では無届で飛行でき、速度や操縦技術に関する規制もない。32都県・政令市が条例で独自規制をしているが、国による法整備が急がれる。

　④　5月20日から中国を訪問中の自民党・二階総務会長ら3000人の訪中団が北京で23日、中国の習近平国家主席と面会、安倍首相の親書を手渡した。習主席は日中関係を発展させたいという基本方針に変わらないが、日本の軍国主義の侵略の歴史を歪曲、美化するいかなる言動も許さないと強調、安倍政権を牽制した。

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