片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2015.06.11

983号 「ズバリ!トラさん」(6月9日)での私のコメント

 「FMくらしき」の首題の番組に電話でラジオ出演、私のコメントは次の通りです。

 ① ドイツのバイエルン州エルマウ城で開かれたG7サミット(先進7か国首脳会議)は8日閉幕した。ウクライナ情勢、中国の海洋進出、温室効果ガス排出量削減目標、AIIB、北朝鮮の核・ミサイル開発や拉致問題等について合意をみたが、とくに、対中国に対し力による現状変更を認めないという強い反対姿勢をG7が一致して表明することになったのは、安倍首相の奮闘によるところが大きい。

 来年の第42回サミットは、日本の三重県志摩市賢島で開催されることが決定した。自然や伝統・文化が実感できるとともに警備しやすいことが大きな理由だ。なお、外相会議などサミット関連の閣僚会議は、落選した国内の7市で開かれるという。

 ② 日本年金機構がサイバー攻撃を受け、約125万件の個人情報が流出した。後の祭りだが、年金機構と厚労省の初期対応の拙劣さが今さらのように指摘されている。幸いにして2次被害の報告はないが、これによりマイナンバー制度導入について多くの懸念が示され、現在審議中の改正法案の成立が遅れそうだ。

 ③ 労働者派遣法案は3度目の提案、衆院で約21時間の質疑を行われたものの採決の見込みは立っていない。維新などの提出した同一労働同一賃金法案の修正とも絡み、年金機構の情報流出問題の影響も大きく受ける。この法案の最大の懸念は、かえって派遣労働者が増え、低賃金・低待遇がさらに悪化するのではという点だ。

 ④ マーズというウィルス性感染症が世界的に拡がり、とくに韓国で感染が急拡大と報じられている。ヒトコブラクダが感染源とされるが、ヒト→ヒトの感染もあるので、日本への感染を防ぐには水際対策を徹底することが急務だ。

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