片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2015.09.07

1003号 「高嶋ひでたけのあさラジ!」(9月4日)での私のコメント

 ニッポン放送の頭書の番組での私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① わが党の今後については、先日創業者である橋下、松井両氏が離党し新党立ち上げを表明したことから、大きな転機を迎えている。ただし、今は、延長国会の終盤で、参院では安保法制審議が山場を迎え、かつ与党との法案修正協議も継続中なので、会期中は国会に専念すること全員合意し異議はない。101日告示、111日投開票の党代表選は延期、募集中の党員の党費は返還する方向となった。

 ②  93日、わが党は、政府案の対案として周辺事態法とPKO法の両改正案を参院に提出した。4日には民主党と共同で領域警備法案を提出する。これら法案の与野党修正協議は828日、93日と2回行われ、政府案の「存立危機事態」の新3要件などにつき基本的な論議を重ねたが、結論は出なかった。わが党案の「武力攻撃危機事態」とはなお距離がある感じだ。なお、政府・与党はいわゆる「60日ルール」は使わずに、914日からの週内に参院で法案を採決し成立させる構えだし、野党間では内閣不信任案等を提出することを検討している。

 ③ 自民党総裁選については、先だって全7派閥の事務総長会議が開かれ、安倍氏の無投票再選で一致したと報じられている。派閥の領袖はもとより有力と目された人々もいずれも立候補する動きがなく、僅かに野田聖子氏の去就が注目されているが、果たして推薦人20人の確保ができるかどうかは判らない。かつての総裁選と比べると、何人も立候補して激しく争った昔日の面影はなく、政界のみならず自民党内も一強多弱であることが明かで、党内エネルギーが衰退し、人材も枯渇しつつある現状を現わしているようにも、私には思われる。

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