片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.01.08

1031号 「深層NEWS」(1月7日)での私のコメント

 BS日テレの頭書の番組に出演、その際の私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① 1228日、いわゆる慰安婦問題について、日韓両政府が合意した。これが本当に「最終的かつ不可逆的な解決」ならば、両国にとっては永年の懸案解決であり大きな前進だ。北朝鮮の核実験強行にみるように、(北東)アジアの安定にとって、日米韓の同盟強化は必須だ。とくに、日本政府が責任を痛感し、安倍首相がお詫びと反省を示し、韓国の財団に公金10億円を拠出することは、相当な譲歩だろう。この合意につき両国内は色んな見方、意見があり、慰安婦像の撤去などスムーズに行かない不安もあるが、いつまでもこの問題にだけこだわっている訳には行かないと思う。今後お互いに沈静化する努力が求められよう。私は、安倍首相だから決断できたし、保守派も首相だから我慢したように思う。首相の功績として評価したい。

 ② 7月の参院選はダブル選挙になる可能性が囁かれている、かりに私が首相なら勝てる見込みがあれば踏切る。来年4月に消費税の再引上げを行うので、その前後の総選挙はやりにくい、とすれば勝てるときにということになる。ただし、安倍首相になってから小刻みに総選挙が続き、選挙疲れもある。さて、私は選挙の争点に憲法改正を挙げて、国民にその必要性を啓蒙することには賛成だ。わが党は、地方分権改革、統治機構改革等を正面に掲げた憲法改正案を出す予定だ。さらに私個人は、7条解散の見直しや9条改正も採り上げたい。

 ③ 本年度補正予算案に低所得高齢者に対する3万円の臨時給付金が計上され、国会でバラマキ批判を浴びている。高齢者のみに、一回限りで、今年の56月に交付されるとなると、参院選対策だと言われても仕方がない面はある。

 

お知らせ 110日(日)午前1015分頃からNHK・「日曜討論」に出演します。時間の許す方はご覧下さい。

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