片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.01.19

1034号 予算委(1月18日)での私の質問

 予算委(基本的質疑)で質問しました。その大要は、次のとおりです。

 ① わが党の立ち位置について。名実ともに野党だが、政策では是々非々主義、できるだけ建設的な対案を示す、国民的目線で結論を出す。一強多弱の現体制は打破したい。そのためわが党は自民党と対抗、切磋琢磨、政権交代ができる政党をめざす。同時に自民党ができないこと、したくないことをする政党でありたい。

 ② 自民党のできないことの一つは「身を切る改革」だ。調査会答申が出た衆院の定数削減を官邸は主導すべきでないか、解散権との関係は。国家公務員の給与カットも同じ、地方自治体の4割は独自に給与・手当をカット。地方出先機関の廃止も進んでいない。懸案の中央機関の地方移転は中途半端な形ならむしろ弊害が多いが、これすらできないで、企業を含む地方分散や地方創生ができるわけがない。

 ③ 消費税の軽減税率について。閣法を出しながら財源が不明とは無責任だし、国会軽視だ。地方分も穴が空く。税収の上振れは恒久財源でないのに一定の額を理屈を付けて使おうとしているが、説明できるのか。2%差の軽減税率の導入は、消費税1520%に引き上げる伏線か。景気の動向も不確か、身を切る改革もしないこの状況での再引上げには反対だし、国民に信を問う必要があるのでないか。

 ④ 憲法はとにかく変えない方がよいという意見があるが、より良くするための改正はすべきだ。ただし、テーマは国論を2分する重苦しいものより、国民に身近な、例えば、地方分権改革、統治機構改革を採上げたらどうかとわが党は主張して来た。人口減少、一極集中、地方衰退の現状を変革するには、バラマキよりも国の仕組みを作り直す必要がある。そのための憲法改正案をまずつくりたい。

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