片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.02.09

1039号 「ズバリ!トラさん」(2月9日)での私のコメント

 FMくらしき」の標記の番組に出演、私のコメントは大要、次のとおりです。

 ① 北朝鮮は27日、国際社会の制止の声を聞かず、弾道ミサイルの発射訓練を強行した。しかも予告を変更、発射を一日前倒しにした。5月の党大会前に国威発揚を印象的に行うため著名なイベントがある8日を予定したようだが、悪天候の恐れがあって変更したとされている。日米韓3か国は直ちに結束して国連安保理での追加決議の早期採択を提案、これには説得を無視された形の中国も賛成したものの制裁を強化することには依然消極的。中国にとっては、北朝鮮は対米用の恰好の手駒かも知れない。わが国はもとより韓国、米国も独自制裁を現在検討中だ。実験の積重ねにより、北朝鮮は着実に技術を蓄積し着弾距離を伸ばしていることが怖い。

 ② 日銀が129日、マイナス金利政策の導入を決定した。ヨーロッパでは2012年から2015年にかけて、デンマーク、スイス、スウェーデン、ECB(欧州中央銀行)が導入している。メリットは金利の低下と資金移動で、それにより通貨安、株高をもたらし景気を刺激するというのが効用だが、それには民間に資金需要があることが前提だ。わが国では、現にマイナス金利発表とともに一時的に円安株高になったが、直ぐ元に返った。中長期的にも効果は乏しいという有力な意見もある。

 ③ 米大統領の予備選挙が進行中。トップを切ったアイオワ州では予想に反し、民主党ではクリントン氏がサンダース氏に辛勝、その差は僅か0.2%、共和党ではトランプ氏がキリスト教右派のクルーズ氏に敗れ、若いルビオ氏が善戦。この結果は混沌の一語だ。次の予備選は9日にニューハンプシャー州で行われるが、下馬評では民主党はサンダース氏、共和党はトランプ氏だと聞くが、さてどうなるか。

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