片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.03.08

1046号 「やっぱり!トラさん」(3月7日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組に出演、私のコメントは、次のとおりです。

 ① 普天間基地の移設問題について、安倍首相が福岡高裁那覇支部の和解案を思い切って受諾したことが好評だ。メディアの調査によれば評価する意見は7割に及ぶ。とにかく国と県が裁判で争う硬直状態がとりあえず打開、一拍置く形となったことは望ましい。しかしながら、依然首相は辺野古移設しか選択肢はないとし、県側はどんな方法をとっても移設は阻止するという基本的スタンスは変えていない。したがって本質的解決ではないものの、3つの訴訟が整理され1本になること、とにかく工事は中断されること、今回の訴訟の後は最終判決に従うと双方が表明していることは、私には大前進に思える。首相はダブル選挙狙いだとされるが、今決断が敵味方に歓迎されていることは政治的に大きな効果があったと言うべきだろう。

 ② 私の予算委質問(33日)について。私は憲法改正への基本的対応につき、本会議質問の続きのつもりで質した。とくに憲法論議を大騒ぎでなく、冷静でフラットな国民的論議の対象にしたい、憲法論議すること自体が肩身の狭いような妙な雰囲気は変えなければというのが正直な気持ちだ。

 ③ わが党は、提案型野党であることをこの国会で宣言し、まず企業団体献金禁止法案と消費税再引上げ延期法案を策定した。とくに消費税再引上げには、ア景気の回復、イ身を切る改革、ウ軽減税率の財源についての3要件を充足することが求められるが、現状はそうなっていない。身を切る改革の中心は国会議員の定数削減だが、当面の衆院定数の削減についても自民党はもう一つ歯切れが悪い。削減するのは認めるようだが、いつ、どうやるのか、定かでない。

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