片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.04.21

1056号 総務委(4月19日)での私の質問

 標記のNICT法等改正案の審議で、大要、次のような質問をしました。

 ① 14日から発生し現在も続行中の熊本大地震の対応についてまず聞きたい。東日本大震災時にもせっかくの支援物質が末端(各避難所や避難住民)まで届かないケースが多々あった。地元自治体は災害対応で疲弊しているので隅々まで行き渡らせることが難しい。今回は自衛隊が対応しているとも聞くが、民間利用を含め末端まで行き渡らせるための抜本策を考えるべきだ。

 ② 避難者は帰る家がない場合が多く、避難所生活が長期化することが予想されるが、その場合の避難者の心のケアや健康管理等の対応策は如何。また、透析患者など特に手当てを必要とする被災者への対処は現在どうなっているのか。いわゆる震災関連死が今回は注目を集めている。その防止策についてはどうか。

 ③ 自衛隊の災害派遣は、派遣の度に国民から高い評価を得た。今回も最大限努力してもらう必要があるが、最終的にはどの程度までの拡大を考えているのか。米軍の受け入れは、どの分野でどの程度の期間、どのような役割を担うのか。

 ④ 東日本大震災の教訓で情報通信インフラの対策は進んだと言われているが、具体的にどのような対策がなされ、それが今回の震災にどのように生かされているのか。とくに携帯電話の対応について具体的に示して欲しい。

 ⑤ わが国がICT分野で先端的な技術を生み出せなくなれば、人口減少と超高齢化社会が進んで行く中でわが国経済が多くの分野で活力を失って行くことが懸念される。ICTを専門とする唯一の公的研究機関であるNICT(国立研究開発法人・情報通信研究機構)の今後の果たすべき役割と取組をどのように考えるか。

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