片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.05.20

1061号 党首討論(5月18日)での私の意見

 今国会で初めての党首討論が開かれ、私も初めて出席、次のように発言しました。

 ① まず、党首討論について。党首討論は、英国のQ.T.(クエッション・タイム)を参考にして始まり最初は週1回開催された。それがやがて月1回となり、ねじれ国会なども加わって、このところ1国会で12回、とにかく145分間はやっておこうということで推移している。国会改革、国会運営見直しの中で、やるならやるように、やめるならやめるように、予算委の基本的質疑に党首枠をつくるなど形を変えることも含めて検討すべき時期に来ていると思うが、どうか。

 ② 消費税再引上げについては、わが党はかねてから再延期を主張して来た。その理由は、ア) 景気が不透明、イ) 身を切る改革の成果もなく、ウ) 軽減税率の財源も見つからないうえに、エ) 熊本地震がいまだ終息しないなど、再引上げの環境にないからだ。そして、決断するなら再延期はできるだけ早く表明した方が皆んなが助かる。ただし、2度延期した責任問題は残り、3度目となる引上げが難しくなるのはやむを得ないと考えるが、如何。

 ③ 憲法改正は、現状では国民世論を二分する全面改正や一つの思想で揃えることは難しい。したがって現憲法のよいところはしっかりと残し、そのうえで国民が現在、切実に解決を求めている問題を採り上げ、憲法改正をテコに解決を図ることが現実的だ。わが党は、ア) 保育を含めた幼児教育から大学、大学院までの教育の無償化、イ) 地域立法権と課税自主権を強化する等の統治機構の改革、ウ) 違憲立法を審査する憲法裁判所の設置を提唱している。憲法第9条の改正は今やるべきではないし、緊急事態条項も現状の震災対応で支障はなく、当面必要はない。

 

 

○ お知らせ 522日(日)午前9時から10時まで、NHK・「日曜討論」に出演します。時間の許す方はご覧下さい。

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