片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.06.20

1066号 街頭演説で訴えたこと(その2)

 街頭演説において、その後、次のような訴えをしました。

 ① 参院は衆院に対し、抑制、均衡、補完の役割を果たし、「良識の府」「再考の府」と言われる。私の感じでは、これまで参院は与党と野党の垣根が低く、衆院に対しては一致して当たって来たように思う。しかし、国会全体が与党、野党、とくに自民、民主の対立が先鋭化する中で「ねじれ国会」などがあり、参院も変わって行った。わが党は第3極で、与野党に対し是々非々主義の独自路線、反対のものには対案を示し、自民でも民進でもない層の思いを幅広く汲み取る。こういう党が議席を増やすことが国会らしさ、参院らしさを復活させる。また、議員立法には衆院では21人、参院では11人以上の賛同が要る、その数をまず確保することが悲願だ。

 ② 消費税再引上げの再延期で、「税と社会保障の一体改革」は破綻した。とすれば、これに合意した民主、自民、公明3党の責任が問われなければならないし、とりあえず財源が不足する分をどう始末するのか答えが必要だ。安倍首相はアベノミクスによる税収の上振れを充てる、足りなければ社会保障サービスをカットするとし、岡田代表は行革で財源を探すが、不足は赤字国債だとする。ご両人の主張は社会保障の安定的な財源にはならない、それでは困るから消費税の引上げにしたのだ、全く無責任な話だ。201910月ならP.B.の黒字化はギリギリセーフになるというが、P.B.の黒字化は単に累積債務の増がとまるだけだ。財政再建など程遠い話だ。わが党は、財源を「身を切る改革・徹底行革」で捻出することを明らかにしている。国会議員の定数・歳費の3割カット、公務員総人件費の2割カット、特別会計の剰余金の活用などがその内容だ。言ったことは必ず実行する。

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