片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.05.02

1137号 「やっぱり!トラさん」(5月1日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組で、大要次のようにコメントしました。

 ① 北朝鮮は429日午前5時半、北東方面に向けて弾道ミサイル1発を発射し失敗した。艦艇を標的とする中距離弾道ミサイルとの見方で、カールビンソン号も狙いうる精度を持つと言うけれど、いずれも不明わざと失敗したとの説もある。ただし国連安保理が開かれた直後に発射、安保理は当然ながら制裁の強化を決議した。就任100日を迎えたトランプ大統領は、自から実績を自画自賛、シリア攻撃の決断で支持率は上向きつつあるもののいまだ低いが、このところ中国や習近平主席を持ち上げ、今回も北朝鮮は習主席の面子をつぶしたと強く非難。ただしこれは中国に北朝鮮への圧力を増大させるためとの意見もあるが、中国は北朝鮮に原油供給の制限を示唆している。米国は、原子力空母「カールビンソン」に止まらず、原子力潜水艦「ミシガン」までも派遣し、軍事的圧力を強めているのはご承知の通りだ。

 ② 27日、モスクワで17回目の日ロ首脳会談が開催された。今回の会談時間は約3時間、最初の90分間で共同経済活動などを協議、その後安倍首相とプーチン大統領が通訳を交えた2人だけで約50分間、北朝鮮とシリア情勢について意見交換。その結果、両首脳は北方四島での「共同経済活動」をめぐり5月中にも官民合同の調査団を日本から派遣すること、また、元島民の墓参では航空機を利用することで合意、墓参には出入域手続きの拠点を歯舞群島の近くに新設する。共同記者会見後記者からの質問は受けず、北朝鮮問題については意見の相違を伺わせたが、7月にドイツでのG20首脳会議、9月にウラジオストックでの東方経済フォーラムに合わせ、首脳会談を行うことは確認。結局米ロの橋渡し役は難しかったようだ。

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