片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.10.02

1169号 「やっぱり!トラさん」(10月2日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組で、大要次のとおりコメントしました。

 ① 衆院は928日、臨時国会の冒頭に解散された。「解散権の濫用」だとか、「大義なき解散」だとか批判されたが、安倍首相にとっては今の状況なら勝てると見ての決断だったろうし、政権運営の責任者としてはやむを得ないものだと考える。しかし、これで支持率の低い民進党は追い込まれて事実上解党し「希望の党」と合流することを決め、全国的な新党展開を狙う小池氏はこれを受け入れ、「窮鼠猫を噛む」ような新事態となった。ただし、小池氏は民進党候補の選別を主張したことからリベラル系等反撥が拡大、事態は流動的となり民進党は分裂含みだ。

 ② 930日夕、小池東京都知事、松井大阪府知事、大村愛知県知事の「三都物語」と称する共同記者会見があった。これで「日本維新の会」と「希望の党」は東京と大阪の小選挙区で「立候補の棲み分け」することに併せて共通政策も発表した。「希望の党」が掲げる「しがらみのない政治」「身を切る改革」「真の地方自治の実現」等は5年前から「日本維新の会」のメイン政策だし、立ち位置も近い。しかし、個人的には私は、両党の関係を「戦略的互恵関係」と認識しているがどうだろうか。

 ③ 民進党は大揺れ、「希望の党」側が民進党議員の選別をした実名入りのリストなどが流されて大騒動となっているという。民進党からは立候補出来ないので、「希望の党」から排除されれば無所属となるが今の小選挙区制では無所属が極めて不利なので、リベラル新党を立ち上げることしかなく、その方向が強くなりつつある。さらに難問は小池氏の衆院選への出馬、本人は再三否定しているものの、どちらにしても批判を受けそうだし、選挙結果にも重大な影響を与えることは確かだ。

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